「最近、水道代が高くなってきた気がする…」と、そんな風に感じることはないでしょうか?
とくに家族が増えたり、在宅時間が長くなったりすると、思った以上に水の使用量は増えます。

請求額を見てびっくりしたこと、ありませんか?
しかし、ちょっとした工夫や意識の変化だけで、意外とカンタンに水道代を節約することができるんです。
この記事では、水道代を効果的に節約できる方法を、7つ厳選して紹介します。
家計の見直しやエコな暮らしを始めてみたい方は、ぜひ参考にしてください。


オトク研究家
ハチワレ
「お得な情報をどこよりも分かりやすく!」がモットー。
複雑なキャンペーン情報を読み解くことを得意としている。
得意なジャンルは、楽天経済圏 / 固定費の見直し / ポイ活 / ペイ活 / クレジットカード etc.
某有名キャラとの関係は全くありません。
水道代の仕組みを知ろう


まずは、水道代の料金の仕組みを知っておきましょう。
水道代金は基本的に次の2つから構成されています。
- 基本料金
- 従量料金
基本料金
使用料に関係なくかかる固定費です。
設置されている水道メーターの「口径」のよって金額が異なるため、チェックしておきましょう。
また、同じ口径でも自治体によって料金設定が異なるため、現在の住まいや新しく引っ越す先の水道局のサイトで金額を確認するのがおすすめです。



使っても使わなくてもかかる水道代です!
水道料金の減免制度
自治体によって、水道料金の減免制度が設けられている場合があります。
対象となるのは以下のような世帯です。
- ひとり親家庭
- 要介護4・5の認定を受けている方がいる世帯
- 身体障がい者手帳 1級・2級を持つ方がいる世帯
- 知的障がい者(知能指数に基づく制限あり)
- 特別児童扶養手当を受けている世帯
これらは世帯主に限らず、世帯内に対象者がいる場合も適用される可能性があります。
ただし、自動的には適用されず、事前申請が必要です。
対象となる方は、忘れずに自治体に確認しましょう。
従量料金
使用した水の量に応じて増える変動費です。
水の使いすぎが直接請求額に反映されるため、日常のちょっとした節水が大きな差となって現れます。
反対に、水道代の大半が基本料金である場合は、節水をしても金額的には大きく変わりません。
まずは、領収書などから自分の利用状況を確認するのが第一です。



「基本料金」と「従量料金」のバランスをチェック!
今すぐできる水の節約術7選


水道代のうち「従量料金」が多い方は、水の使用料を減らすことが節約につながります。
7つの節約術をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。



エコにも効果あり!
① シャワーで使う水を減らす
1分間のシャワーでおよそ12リットルの水が使われます。
たとえば、5分短縮するだけでも60リットの節水ができます。
節水シャワーヘッド
また、節水できるシャワーヘッドに交換することで、毎日のシャワーで水の節約ができます。
水の勢いはそのままに、最大50%以上の節水が可能なタイプもあり、数千円で購入できるので、すぐに元が取れるお得なアイテムです。
② 節水蛇口や自動止水装置の導入
キッチンや洗面所では、蛇口の水を出しっぱなしにしてしまいがち。
節水型の蛇口や、手を離すと自動で止まる「自動止水装置」を取り付けることで、水の無駄遣いを大幅にカットできます。
③ トイレの流す回数や使い方を見直す
トイレの「大」と「小」では、流れる水の量にかなりの差があります。
適切に使い分けることで、年間数千円の節約も可能です。
トイレの節水グッズ
「水空間 トイレ節水できるくん」は、トイレで流す水を適切に節水するためのグッズ。
タンク内に取り付けることで、大幅に節水が可能です。
取り付けもカンタンで、説明書きを見ながら一人でできるので、トイレの節水をしたい方におすすめです。
④ 食器洗いはため洗い+節水モード
流しっぱなしでの食器の手洗いは、大量の水を使ってしまいます。
シンクに水をためて「ため洗い」するか、節水型食洗機の活用も有効です。
食洗機は節水になる?
1回の洗浄に必要な水量は手洗いの1/4程度と言われています。
もちろん導入には初期費用がかかり、電気代もかかりますが、食器洗いをする手間が省けるので、活用するのもアリ。
⑤ 洗濯の回数と量を調整する
少量の洗濯を頻繁におこなうよりも、ある程度まとめて洗う方が節約になります。
また「すすぎ1回モード」や「節水コース」も効果的に利用しましょう。
お風呂の残り湯を再利用
お風呂の残り湯を洗濯に再利用する家庭も多いです。
専用ポンプを使えばお手軽に利用できます。
⑥ 雨水を再利用
屋外の掃除や庭の水まきなど、飲用以外の用途であれば、雨水の活用も有効です。
専用タンクを利用すれば、雨水を貯めて使うことができます。
⑦ お得な支払い方法を選択
水道代は銀行引き落としやクレジットカードなど、さまざまな支払い方法を選べます。
支払い方によって、ポイント還元が大きくなる場合もあるので、実質的には節約につながります。
具体的におすすめなのが以下の方法。
- クレジットカード
- スマホ決済アプリの請求書払い
水道代のお得な支払い方法は、別の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください。


【まとめ】毎日の生活を見直して水道代を節約しよう!


以上、水道代の節約方法でした。
日々のちょっとした意識と工夫で、大きな効果を生む場合もあるので、ぜひ今日から取り組んでみてください!