こんにちは、節約研究家のハチワレです。
今回はこんな質問にお答えします。
リクルートカードのメリットは何ですか?
リクルートカードは、年会費無料ながらも1.2%という高還元率を誇るクレジットカードです。
年会費無料のクレカの中でナンバーワンの還元率!
さまざまな支払いをこの1枚に集約することで、面倒なクレカ管理をせずともお得にポイントを得ることができます。
この記事では、リクルートカードの特徴やメリット・デメリット、さらにお得に使う方法を解説します。
リクルートカードとは?
まずは基本情報から確認していきましょう。
リクルートカードは、三菱UFJニコス株式会社もしくは株式会社ジェーシービーが発行する、リクルートブランドのクレジットカードです。
国際ブランドによって発行元が変わります。
年会費永年無料でありながら、1.2%という高還元率が最大の魅力です。
年会費無料のカードの場合、一般的に還元率1.0%以上が高還元率とされるので、リクルートカードは頭ひとつ抜けています。
またリクルートのサービスでさらにお得に利用できる点にも注目です。
基本スペック
リクルートカードの基本スペックを確認しましょう。
- 年会費無料
- ポイント還元率1.2%
- 国際ブランド
- Visa
- Mastercard
- JCB
- タッチ決済
- JCBのみ可(JCBタッチ決済 / QUICPay)
- Apple Pay / Google Payに登録可
- ETCカード
- Visa / Mastercardの場合:1,100円(税込)
- JCBの場合:無料
- 保険
- 海外旅行損害保険(利用付帯)
- 国内旅行損害保険(利用付帯)
- ショッピング保険
高還元率のほか、旅行保険やショッピング保険が付帯されている点に注目です。
また、国際ブランドによって発行元が異なるので、選択するブランドによって性能に違いがあります。
発行元の会社
- Visa / Mastercardの場合:三菱UFJニコス株式会社
- JCBの場合:株式会社ジェーシービー
カードの種類
リクルートカードには2つ種類があります。
- リクルートカード
- リクルートカードプラス(新規発行終了)
しかし、リクルートカードプラスは2016年で新規発行を終了しています。
そのため、現在作成できるのは、リクルートカードのみとなります。
リクルートカードプラスは、年会費2,200円(税込)・ポイント還元率2.0%で、かなり人気のあったクレジットカードでした。
今からつくるなら、リクルートカード1択になりますね。
リクルートカードのメリット
それでは、リクルートカードのメリットを確認していきましょう。
税金・公共料金でも1.2%還元
繰り返しになりますが、リクルートカードのポイント還元率1.2%は年会費無料のクレジットカードのなかでトップを誇ります。
さらにこの還元率は、税金・公共料金の支払いにも適用されます。
他のクレジットカードでは、税金・公共料金の支払いの還元率が下がったり、ポイント付与対象外となる場合も多いです。
リクルートカードでは支払い先でポイント還元が変動しない場合が多く、このカード1枚を気にせず使って高還元を得られます。
ポイント付与対象の最新情報は、リクルートカード「ポイントの照会・ご利用について」を参照してください。
リクルートのサービスで還元率UP
リクルートのサービスを利用する際にはさらにポイント還元率が上がります。
- ポンパレモール:4.2%還元
- じゃらん:3.2%還元
- Hot Pepper Beauty:予約&リクルートカードで支払いで3.2%
- ホットペッパーグルメ:予約すると予約人数×50ポイント付与
ポンパレモールは、リクルートが提供するショッピングサイトです。
※ 2024年6月30日にサービス終了予定。
保険が充実
年会費無料のカードの中では珍しく、海外旅行傷害保険に加えて国内旅行傷害保険、またショッピング保険が付帯しています。
- 旅行損害保険
- 海外旅行 最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行 最高1,000万円(利用付帯)
- ショッピング保険
- 国内・海外 年間200万円
かなり充実した保険内容と言えるでしょう。
リクルートカードのデメリット
つづいて、リクルートカードのデメリットについても確認しておきましょう。
ポイントをキャッシュバックできない
カードの利用で貯まったリクルートポイントは、クレジットカードの利用額と相殺することができません。
使い道としては、リクルートのサービス利用で使用するか、他社ポイントに交換する必要があります。
交換先の他社ポイント
- Pontaポイント
- dポイント
交換レートはどちらとも1ポイント=1ポイントの等価交換です。
この2つの交換先があれば安心ですね。
国際ブランドによってサービスの差あり
リクルートカードでは選択する国際ブランドによって性能が異なります。
とくに、タッチ決済やETCカード無料発行はJCBで発行した場合のみ適用されます。
また、カードの新規作成による初回ポイント特典も、JCBのみ対象となります。
特にこだわりがなければJCBがおすすめ!
電子マネーのチャージで制限あり
さまざまな決済で1.2%還元を得られるリクルートカードですが、電子マネーへのチャージに関しては制限があります。
ポイント付与対象となるのは月間30,000円のチャージまでで、ポイント対象となる電子マネーの種類も限られます。
Visa / Mastercardの場合
- nanaco(1.2%還元)
- モバイルSuica(1.2%還元)
JCBの場合
- nanaco(0.75%還元)
- モバイルSuica(0.75%還元)
また2020年3月より、どちらの国際ブランドの場合でも、nanacoの新規登録は不可となりました。
よって、チャージ可能でポイント付与がある電子マネーは実質Suicaのみです。
電子マネーへのチャージに関するルールは近年変更が多いです。
最新情報はリクルートカード「ポイントの照会・ご利用について」を参照してください。
電子マネーへのチャージは、他のクレカのほうが良さそうです。
リクルートカードがおすすめな人
ここまでカードのメリットとデメリットを確認しました。
これらを踏まえて、リクルートカードはどんな人におすすめかを考えてみましょう。
クレカ1枚で済ませたい人
まず、さまざまな支払いを1枚のカードに集約したい方におすすめです。
リクルートカードならば、公共料金や税金の支払い、日常の買い物の決済で1.2%還元が得られます。
情報収集が面倒な人にピッタリですね。
リクルートのサービスを利用する人
次にリクルートのサービスをよく利用する人に、リクルートカードはおすすめです。
- ポンパレモール
- じゃらん
- Hot Pepper Beauty
- ホットペッパーグルメ
これらのサービスを日常的によく使うことで、さらにポイントをたくさん得ることができます。
リクルートカードの申し込み手順
それでは、リクルートカードに申し込みしてみましょう。
お得なカード発行方法
リクルートカードのお得な発行方法は、ポイントサイトの利用です。
おすすめポイントサイトは「ハピタス」と「モッピー」
さらにポイントを得たい方は、ポイントサイトの利用を検討しましょう。
もらえるポイントが多く、おすすめなのは次の2つです。
おすすめポイントサイト
- ハピタス
- モッピー
ハピタスを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
モッピーを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください
「ハピタス」はポイントの有効期限がなく、ポイント失効の恐れが少ないのがメリット。
「モッピー」はもらえるポイントがやや多い場合があるのがメリットですが、ポイントの有効期限があり、失効しやすいというデメリットがあります。
ハチワレは、どちらかと言うとハピタス派。
興味のある方は、ぜひ上の記事を参考にしてください。
申し込み手順
リクルートカードでは新規入会でポイントがもらえる特典があるので、その手順も説明します。
新規入会特典は、JCBにてリクルートカードを発行した場合のみとなります。
\ JCBで発行して最大8,000円分のポイントGET!/
リクルートカードの公式ページから申し込みへと進みます。
カード発行にはリクルートIDが必要となるので、持っていない方はカード作成時にアカウントをつくりましょう。
以下から選択します。
- Visa
- Mastercard
- JCB
入会特典のポイント・タッチ決済可能・ETCカード無料などの利点があるため、JCBがおすすめです。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 生年月日
- 職業
など。
- カード代金の引落口座となる金融機関口座
審査は最短即日で完了。
審査が完了したら、登録したアドレスにメールが届く。
メールに記載された指示に従い、マイカードページにログイン。
JCBで発行した場合は、ポイント付与の特典の手続き。
特典を得るためにはカードマイページから「特典受け取りボタン」をクリック。
後日郵送されてくるリクルートカードを受け取ります。
これにて終了、お疲れ様です。
リクルートカードをお得に利用する方法
最後に、リクルートカードをお得に利用する方法を紹介します。
ちなみにハチワレは現在、リクルートカードを使っていません。
なぜなら、複数のクレカを駆使してポイント還元率をより上げる方法を採っているからです。
この方法はお得な反面、それなりに面倒です。
リクルートカードならば、面倒が省けるうえに1.2%還元という高還元率で決済できます。
ここでは、リクルートカードを使って、日常の決済を簡略化する方法を紹介します。
ポイントに振り回されたくない方におすすめです。
メイン決済で利用
公共料金や税金の支払い、日常の買い物にリクルートカードを利用します。
クレカの使い分けは面倒なので、1枚に集約させます。
リクルートカード1枚で決済することで、利用状況の把握も簡単なうえに、1.2%還元という高いポイント還元を得られます。
ポイントはPontaポイントに交換
カードの利用で貯まったリクルートポイントはPontaポイントに交換します。
なぜなら、Pontaポイントはau PAYの残高にチャージできるからです。
リクルートポイントはdポイントにも交換可能です。
しかし、dポイントはd払いに使っても、利用分のポイント還元がありません。
Pontaポイントからau PAYにチャージすると、支払いに対して0.5%還元を得られるので、Pontaポイントのほうがお得です。
スマホ決済のau PAYを利用します。
au PAYの使い方を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
リクルートカードとau PAYの相性は良さげですね。
リクルートカードでシンプル&お得に!
以上、リクルートカードのメリット・デメリット、お得な使い方の紹介でした。
リクルートカードは年会費無料でありながら高還元率を誇り、さらに様々なリクルートのサービスをお得に利用できます。
幅広い用途で高還元率を得ることができるので、クレジットカードを複数持ちたくない方におすすめです。
ぜひ利用を検討してみてください。