【繋がらないってホント？】楽天モバイルのユーザーが使用感をお伝えします

こんにちは、節約研究家のハチワレです。

今回はこんな質問にお答えします。

楽天モバイルは、スマホの4大キャリアのひとつ。

手頃な価格と、データ無制限が安く利用できる点で人気です。

しかし「繋がりにくい」といったマイナスな意見も多いですよね。

そこでこの記事では、実際の利用者であるハチワレが、楽天モバイルの使い心地をお伝えします。

楽天モバイルの特徴

まずは基本的な特徴を確認しましょう。

楽天モバイルは、楽天グループが提供する携帯電話サービスです。

2019年にサービスを開始し、低価格を武器にシェアを伸ばしています。

さらに楽天市場でのポイント還元率UPなど、楽天経済圏の利用者にメリットが大きいのも特徴です。

2022年7月に1ギガ以下0円のサービスが終了し、一部のユーザーが離れましたが、まだまだ利用価値の高いサービスと言えます。

それでは、楽天モバイルのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

楽天モバイルのメリット

楽天モバイルのメリットとして、以下の点が挙げられます。

① 価格が安い

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」1種類のみ。

使用量に応じて料金が変わるシステムです。

データ使用量	月額料金
0〜3G	1,078円（税込）
3〜20G	2,178円（税込）
20G〜無制限	3,278円（税込）

データ無制限で3,278円は他社と比較しても最安値で、他キャリアにはない魅力です。

② 電話が無料でかけられる

楽天モバイル限定のアプリ「Rakuten Link」では、国内電話を無料でかけることができます。

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そのため、電話をよくかける人にはおすすめです。

通常の電話よりも音質は悪いですが、十分利用できるサービスです。

③ 楽天市場のポイント還元率が4%アップ

楽天モバイルを使うと、楽天市場でのポイント還元率が +4％となります。

楽天の他のサービスと比較しても還元率の上昇が大きいため、楽天市場を利用する方におすすめです。

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルは利用価値の高いスマホキャリアですが、利用状況によっては相性が悪い場合があります。

そこで、デメリットも確認しておきましょう。

① サービスエリアが狭い

楽天モバイルのサービスエリアは日に日に拡大されていますが、3大キャリアと比較して、まだまだ範囲が狭いと言われています。

検討している方は、楽天モバイルのサービスエリアマップで利用できるエリアを確認しておきましょう。

② 建物内や地下でつながりにくい

楽天モバイルは、他のキャリアと比べて建物内や地下で繋がりにくいと言われます。

これは、楽天モバイルが障害物に強いプラチナバンド（700MHz〜900MHzを中心とした電波帯域）を使っていなかったためです。

しかし、2023年10月に楽天モバイルもプラチナバンドの使用が許可されました。

参照
・楽天モバイル プレスリリース
・日本経済新聞「楽天にプラチナバンド割り当て決定　総務省発表」

よって、今後は大きく改善されていくことが予想されます。

また繋がりづらいと言われている地下鉄について、「楽天モバイルがつながる地下鉄の各路線の停車駅・駅間」を、楽天モバイルのページから検索できます。

詳しく知りたい方は、ご自身のよく使う路線を確認してください。

③ 通信速度が遅い

楽天モバイルの通信速度は、大手キャリアのものと比較して、速度が遅いと言われています。

利用する場所によって繋がりやすさは異なりますが、参考のため計測してみました。

時間帯	下り速度	上り速度
9時	52.68Mbps	10.83Mbps
12時	37.33Mbps	10.54Mbps
18時	50.97Mbps	10.02Mbps
21時	38.01Mbps	9.03Mbps

高画質動画の視聴でも30Mbpsあれば十分といわれているので、普段使いならば別段困ることのない速度でした。

楽天モバイルを使った感想

それでは、実際に楽天モバイルのユーザーであるハチワレの感想をまとめます。

ちなみにハチワレは、楽天モバイルをおもに東京23区内で利用しています。

① Rakuten Linkアプリが便利

まず、無料で電話ができる「Rakuten Link」が便利でした。

通話時間を気にせず無料で電話できるため、通話プランを追加することなく利用でき、節約につながります。

電話を利用する機会がある人におすすめです。

② 通信速度はそれほど気にならない

楽天モバイルの通信速度は、今のところ気になったことはありません。

高速回線が必要なゲームや、動画配信をヘビーにおこなう方以外ならば、問題なく利用できそうです。

③ 地下鉄でたまに繋がりにくくなることがある

楽天モバイルは地上で使う分にはまったく問題なく利用できます。

しかし、地下鉄に乗っている時に、駅と駅のあいだでややネットが繋がりにくく感じることがあります。

繋がりにくさは、駅が近づけば復活します。

地下鉄の乗車中にも安心して快適にスマホを利用したい方は、docomo、au、Softbankの3大キャリアでスマホを利用することをおすすめします。

④ 高尾山で繋がらなかった

楽天モバイルは都市部では問題なく利用できます。

しかし、高尾山ではスマホがつながりませんでした。

楽天モバイルのサービスエリアマップ外に出かける場合は、注意が必要です。

対処法としては、デュアルSIMでpovoを入れておくのがおすすめです。

デュアルSIMならば、楽天モバイルが繋がらない場合に、回線を切り替えてスマホを使うことができます。

povoは、auのスマホプランのひとつで、基本料0円で利用できます。

必要な時にデータを購入して使用するスマホプランです。

楽天モバイルがおすすめな人

ここまでを踏まえて、楽天モバイルがおすすめなのはどんな人を考えてみましょう。

① 楽天市場をよく利用する人

まずは、還元率が上がるため、楽天市場のユーザーにおすすめです。

ポイント還元率は4%も上がるため、楽天の他のサービスと比較しても、お得度が高いと言えます。

② 電話をよくする人

「Rakuten Link」アプリの無料通話があるため、電話をよくかける人にとっておすすめです。

かけ放題プランなどを利用せずに通話料無料の恩恵を得られるため、節約につながります。

③ ギガをたくさん使う人

楽天モバイルは、データ無制限で月額3,278円（税込）です。

毎月のデータ使用量が多い人は、楽天モバイルにすることでスマホ料金を大幅に節約できます。

④ 月によって使うギガが増減する人

楽天モバイルは月のデータ使用量によって、スマホ料金が自動で変わります。

よく使う月があったりあまり使わない月があったり、増減が多い人にもおすすめです。

⑤ ネット代を節約したい人

楽天モバイルをポケットWi-FiのSIMとして使うことで、ネット代の節約になります。

＼ 楽天モバイル ポケットWi-Fiで節約する方法 ／

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楽天モバイルをネット回線に使うやり方は、この記事をご覧ください。

また、ポケットWi-Fi本体を1円で購入できるキャンペーンも開催されているので、初期費用もかかりません。

楽天モバイルをおすすめしない人

続いて楽天モバイルと相性の悪い人を見ていきましょう。

以下の方は、楽天モバイルをあまりおすすめできません。

① サービスエリア外によく行く人

楽天回線のサービスエリア外に住んでいたり、用事がある人は楽天モバイルの利用には向きません。

また、アウトドアが趣味な人にも不向きと言えるかもしれません。

楽天回線のサービスエリアは年々広がっていますが、まだ対応していない地域もあるので、当てはまる可能性がある方はサービスエリアマップで事前に確認してください。

② データ使用量が3G〜4Gくらいの人

楽天モバイルでは、毎月のデータ使用量に応じて料金が変わります。

データ使用量	月額料金
0〜3G	1,078円（税込）
3〜20G	2,178円（税込）
20G〜無制限	3,278円（税込）

表のように料金が切り替わるため、毎月のデータ使用量が3G〜4Gの方は、やや損になります。

このケースに当てはまるうえに、楽天市場をあまり利用しない方は、楽天モバイルのメリットを活かしづらいと言えるでしょう。

理解を深めて、楽天モバイルをお得に使いこなそう！

以上、楽天モバイルの使い心地や、おすすめする人としない人を解説しました。

楽天モバイルは料金が安く、データ無制限を最安値で利用できるスマホキャリアで、利用価値はかなり高いです。

さらに楽天市場の還元率が大幅に上がる点も嬉しいポイントです。

しかし、サービスエリアが狭い、繋がりにくくなるケースがある、といったデメリットもあるため、利用状況を考慮して利用を検討しましょう。