近年、電気代の高騰が家計に大きな影響を与えています。
毎月の電気料金がじわじわと上がっていることを実感している方も多いのではないでしょうか。

高騰がずっと続いてます…。
しかし、電気の使い方を少し工夫するだけで、無理なく電気代を節約することができます。
今回は、誰でもすぐに実践できる「電気代節約術」を9つご紹介します。


オトク研究家
ハチワレ
「お得な情報をどこよりも分かりやすく!」がモットー。
複雑なキャンペーン情報を読み解くことを得意としている。
得意なジャンルは、楽天経済圏 / 固定費の見直し / ポイ活 / ペイ活 / クレジットカード etc.
某有名キャラとの関係は全くありません。
電気代の仕組みを知ろう


まずは、電気料金がどのような構成になっているのか知っておきましょう。
基本的に電気料金は以下の4つで構成されています。
- 基本料金
- 従量料金
- 燃料費調整額
- 再エネ賦課金
基本料金
電気の使用量に関わらず毎月かかる固定費。
契約している「アンペア数(A数)」に応じて決まります。
契約アンペアが高いほど、同時に使える電気量が増えますが、基本料金も高くなります。



適切なアンペア数で使いましょう!
従量料金
使用した電気量(kWh)に応じて加算される料金。
契約している電力会社によって、名称が異なる場合もあります。
多くの電気料金プランでは、3段階程度の単価設定となっていて、使えば使うほど単価が高くなります。
具体的な単価の移り変わりは電力会社や契約プランによって異なるので、契約中の会社のWebサイトなどで確認しておきましょう。



節約次第で金額が大きく変わる部分です!
燃料費調整額
発電に使う燃料の仕入れ価格の変動に応じて調整される料金。
再エネ賦課金
再生可能エネルギーの普及に伴う国の制度によって課される追加費用。



そのほか、電力会社によって「時間帯」や「季節」に関する料金プランがあったりします!
今すぐできる電気代節約術 9選


それでは、具体的な節約方法を紹介します。
お気軽に活用できる方法を、試してみましょう。
① 待機電力をカットする
テレビや電子レンジ、パソコンなどは電源をOFFにしても待機状態で電力を消費しています。
使わない家電のプラグはコンセントから抜く、もしくは節電タップ(スイッチ付き電源タップ)を使って、まとめてOFFにできるようにしましょう。
② エアコンの使い方を工夫する
エアコンは家庭内で最も電気を消費する家電のひとつです。
設定温度を夏は28℃、冬は20℃を目安に調整するだけでも効果があります。
さらに、フィルターを月1回送時すると冷暖房効率が上がり、消費電力を抑えられます。
サーキュレーターを併用すると、室内の空気が循環しやすくなり効率的です。
③ 冷蔵庫の使い方を見直す
冷蔵庫は24時間稼働するため、省エネの工夫が節約に直結します。
詰め込みすぎないようにし、壁から5cm以上離して設置することで放熱効率が上がります。
扉の開閉回数を減らすのも効果的です。
省エネモードの活用もお忘れなく。
④ 照明をLEDに切り替える
白熱電球や蛍光灯を使っている場合は、LED照明への交換を検討しましょう。
LEDは消費電力が少なく、寿命も長いため、長期的には大きな節約になります。
家庭内の使用頻度が高い部屋から順に切り替えるのがおすすめです。
⑤ 家電の使用タイミングを工夫する
電気代が時間帯によって変わるプランに加入している場合は、電気料金の安い時間帯に使用を集中させるのが効果的です。
炊飯器、洗濯機、電子レンジなど電力を多く消費する家電の稼働時間を意識してみましょう。
⑥ 古い家電を省エネ型に買い替える
10年以上前の家電は、最新モデルに比べて消費電力が高い傾向にあります。
とくに冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの買い換えは長期的なコスト削減につながります。
省エネ法による基準である「統一省エネラベル」を参考に、効率の良い製品を選びましょう。
⑦ 節電グッズを利用する
次のような節電グッズは手軽で効果的です。
断熱シート・カーテン
窓からの熱の出入りを抑え、冷暖房効率がアップします。
電気毛布・ひざ掛け
エアコンを使わずに段を取る方法として有効です。
保温カバー(ポットや炊飯器用)
保温時の電力消費を抑制できます。
⑧ 契約アンペアを見直す
契約アンペアが必要以上に高い場合は、アンペア数を下げることで基本料金を節約できます。
ただし、複数の家電を同時に使う家庭では、ブレーカーが落ちやすくなるため、ライフスタイルに合わせて無理のない範囲で見直しましょう。



賃貸の場合でもできる場合が多いので、大家さんに相談しましょう!
⑨ 電力会社や料金プランを比較する
「電力自由化」によって、複数の電力会社から契約する会社を選べるようになりました。
比較サイトやシュミレーターを使ってプランを見直すと、年間で数千円〜1万円以上節約できることも。
契約中のプランが古いままになっていないか、一度チェックしてみましょう。



新電力のお得なプランをチェック!
【まとめ】節電グッズや契約プランを見直して電気代を節約しよう!


以上、電気代の節約方法でした。
電気代の節約は毎日の積み重ねが結果に直結します。
今回紹介した方法はどれも無理なくすぐに実行できそうなことばかりです。
できそうなことから、ぜひ始めてみてください!