JAL Payは、電子マネーや他の決済アプリのお得な経由ルートとして注目されていました。
しかし、2025年11月1日から予定されている「マイルUPプログラム」に関連する変更により、従来のように利用できなくなる可能性があります。
JAL Pay「マイルUPプログラム」の延期が発表されたため、11月1日現在、従来と変更なく利用できています。しかし、今後の変更はおこなわれる予定です。
ハチワレハチワレもバリバリ利用してたので困りました…。
そこでこの記事では、今回の変更内容と影響、そして今後の立ち回り方について詳しく見ていきます。


オトク研究家
ハチワレ
「お得な情報をどこよりも分かりやすく!」がモットー。
複雑なキャンペーン情報を読み解くことを得意としている。
得意なジャンルは、楽天経済圏 / 固定費の見直し / ポイ活 / ペイ活 / クレジットカード etc.
某有名キャラとの関係は全くありません。
そもそもJAL Payとは?


JAL Payは、航空会社のJAL(日本航空)が提供するスマホ決済サービス。
提携店での支払いにより、JALマイルが貯まるのが特徴です。
しかし、JAL Payが注目されたのは直接の支払い以外の場面でした。
他の電子マネーへのチャージ時でも0.5%分のJALマイルが貯まるため「クレカ→JAL Pay→他の決済サービス」といったお得な裏ルートが存在したのです。



JAL Payを間に挟むことで+0.5%分お得に!
JAL Payについておさらいしたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


どのようなルートがあった?
代表的なルートは次の2つです。
- 特定のクレカ→JAL Pay→WAON→楽天ギフトカード→楽天キャッシュ
- 特定のクレカ→JAL Pay→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ
いずれも楽天ペイの残高である「楽天キャッシュ」にチャージする方法です。
この方法を使ってチャージすれば、楽天ペイが実質4.0%〜4.5%で利用できました。



いずれもJAL Payを経由して+0.5%還元アップ!
詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


今回の変更の注意点は?


今回の変更はJAL Payでおこなわれる「マイルUPプログラム」に関連しています。
「マイルUPプログラム」は、JAL PayやNEOBANKの利用状況に応じてマイルの積算率がアップするという、JAL Pay関連のサービスを頻繁に使っている人にとってはメリットがある変更です。
しかし、電子マネー・他の決済アプリのチャージ時のポイント還元率が0.5%から0.1%に引き下げられることになります。



ー0.4%のダウン!
JAL Payは使える店舗が少なく、活用できる人は限られています。
現在利用している人の多くは、チャージルートの経由先として使っているのが実質だと思われるので、今回の変更を改悪と感じる人は多いと予想されます。
「マイルUPプログラム」は開催延期?
ただし「マイルUPプログラム」は現在延期中とされています。
本来ならば2025年11/1〜変更される予定でしたが、延期が発表されて実際の開催日は未定となっています。
11/1現在、JAL Payは従来のポイント還元率で利用できるので、今のうちに使っておくのがよさそうです。
しかし、延期は一時期間だと思われるのでこのまま変わらず、というわけにはいきません。



今後の対応も考えておきましょう!
今後どうするべきか?対策と代替ルート


それでは、今後の対策を考えてみましょう。
筆者は次のように対処するつもりです。
① 変わらずJAL Payルートを使う
今回の変更で0.4%下がりますが、依然としてお得なルートであることは変わりません。
- 特定のクレカ(最大1.5%)→JAL Pay(0.1%)→WAON(1.0%)→楽天ギフトカード→楽天キャッシュ:最大2.6%
- 特定のクレカ(最大1.5%)→JAL Pay(0.1%)→ANA Pay(0.5%)→楽天Edy→楽天キャッシュ:最大2.1%
楽天ペイでは、このような方法でチャージした残高(楽天キャッシュ)を、支払い時に1.5%還元で利用できるので、合計3.6%〜4.1%還元で利用できることになります。



0.4%下がっただけ。と言えますね
他の決済方法と比べてもまだまだお得と言えるため、今回の変更でポイント還元率は下がりますが、代替方法に乗り換える必要はありません。



まだまだ使っていきます!
そもそも、JAL PayはPayPayカードや三井住友カード ゴールドといった実質1.5%還元で利用できるカードを起点にできるという点で、まだまだ利用価値があります。
② 特定のお店では三井住友カード もしくは Oliveフレキシブルペイ


三井住友カードもしくはOliveフレキシブルペイは、対象店舗での支払いで最大20%還元がつきます。
少なくとも7.0%〜8.0%還元は条件達成は難しくなく、誰でも到達可能です。
対象店舗はコンビニやファミレスなど、日常使いできるチェーン店が多いので、まだ利用していない方はこのタイミングで使い始めるのはありでしょう。
Oliveフレキシブルペイ / 三井住友カード(NL) 対象店舗
- コンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ポプラ
- ファストフード
- マクドナルド
- モスバーガー
- ケンタッキーフライドチキン
- すき家
- 吉野家
- ファミレス
- サイゼリヤ
- ガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- ジョナサン
- 夢庵
- その他すかいらーくグループ飲食店
- ココス
- 回転寿司
- はま寿司
- かっぱ寿司
- カフェ
- ドトールコーヒー
- エクセルシオールカフェ
2025年2月最新の情報です。
詳しくは公式ページをご覧ください。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。


③ 利用金額が少ないならSuicaもアリかも
JR東日本の電子マネーであるSuicaも、実は高いポイント還元率を達成しやすい決済手段。
次のような方法があります。
- 特定のクレカ(最大1.5%)→ファミペイ(最大2.0%)→Visaバニラギフトカード→Suica:最大3.5%
さらに加盟店では支払い時に0.5%〜1.0%のポイント還元があります。
使えるお店もかなり多いので選択肢としては十分にアリです。
ただしファミペイの月間チャージ上限の関係で、月2万円(iPhoneユーザーならば月4万円)までしかこのルートを使えません。
キャッシュレス決済を使う機会が少ない方限定でおすすめです。



Suicaも意外とオトクなんです!
詳しいやり方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


慌てず情報を整理して、今後の方法を決めよう!


以上、2025年11月以降のJAL Payの変更についてでした。
今回の変更によって、チャージルートの経由先としてJAL Payを使っていた人にとっては残念に感じられるかもしれません。
ただし、まだまだルート自体は使えるので、冷静に判断していきましょう!



ハチワレはまだまだJAL Payを使います!





