こんにちは、節約研究家のハチワレです。
今回はこんな質問にお答えします。
初めてのクレジットカードは何をつくればいいですか?
クレジットカードには種類がたくさんあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
さらに、本当に審査が通るのかも不安ですよね。
そこでこの記事では、初めての方向けのおすすめクレジットカードを比較して紹介します。
個人的な意見で順位もつけたので、参考にしてください。
初めてのクレジットカードはどんな基準で選ぶ?
初めてのクレジットカードでは、次の4点の基準で選ぶことをおすすめします。
- 年会費が無料
- ポイント還元率が高い
- お得な特典が付いている
- 審査が通りやすい
年会費が無料
初めてのクレジットカードでは、年会費が無料のクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、年会費のかかるクレジットカードは利用額によっては損をする可能性があるため、使い方がやや難しいからです。
また、年会費がかかるクレジットカードはグレードが高く、審査が厳しくなると予想されます。
そのため、初めてのクレジットカードでは年会費無料のものから選択してください。
最近は年会費無料でもお得なクレカがたくさんあります!
ポイント還元率が高い
クレジットカードでは、利用額の数パーセントをポイントとして付与されます。
例
ポイント還元率1.0%のクレジットカードで10万円利用した場合
100,000 × 1.0%(0.01) = 1,000円相当のポイント
得られたポイントは、買い物に利用できたり、クレジットカードの利用額に充当させてキャッシュバックできます。
つまり、現金で支払うよりもクレジットカードで支払ったほうがお得になります。
クレジットカードにはカードごとにポイント還元率が設定されています。
ポイント還元率がより高いカードがお得なクレジットカードです。
一般的に、年会費無料でポイント還元率1.0%以上ならば、高還元なクレジットカードと言われます。
お得な特典が付いている
クレジットカードには、カードごとにさまざまな特典が付いています。
ポイント還元率のほか、この特典の利用価値の高さでクレジットカードを選んでもいいでしょう。
審査が通りやすい
クレジットカードをつくるためには審査が必要です。
審査では、勤め先や年収が審査の対象となります。
学生の場合でも、クレジットカードをつくることできます。
そこで、この記事では比較的に審査に通りやすいクレジットカードを紹介します。
国際ブランドは何にする?
クレジットカードをつくる場合は、どのカードでも国際ブランドを選択する必要があります。
国際ブランドとは?
国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことです。
「Visa」とか「Mastercard」とか聞いたことあるかと思います。
クレジットカードに国際ブランドのマークが入っていれば、どこの会社のクレジットカードであっても、海外の加盟店で利用できます。
国際ブランドの種類
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
クレジットカードを発行する際は、国際ブランドを選択する必要があります。
クレジットカードによっては、国際ブランドが固定されている場合もあります。
基本的にはVisaでOK
初めてのクレジットカードならば、シェア率が最も高いVisaを選ぶのが無難です。
海外でも国内でも、利用できる場合がもっとも多いです。
明確な用途があるならば他ブランドも
ただし、明確な使い道があるならば、それに合わせた国際ブランドを選ぶといいでしょう。
たとえば、スマホ決済アプリのチャージには特定の国際ブランドのみ利用できる場合が多いです。
特定の用途で使う場合は、国際ブランドがどれが最適かを調べておきましょう。
それではおすすめクレカを紹介していきます!
1位 楽天カード
初めてのクレジットカードに最もおすすめなのが楽天カードです。
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楽天カードは年会費無料で1.0%還元のクレジットカードです。
さらに楽天市場での利用でポイント還元率が上がります。
楽天グループのサービスと組み合わせて利用することで、お得に使うことができます。
メリット
- 楽天ペイにチャージできる
- 楽天市場での利用でポイント還元率が上がる
- 審査が通りやすい
楽天ペイにチャージできる
楽天カードはスマホ決済アプリの楽天ペイと相性がよく、アプリ内でチャージできます。
楽天ペイは1.5%還元で利用できるお得なスマホ決済アプリです。
楽天ペイについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
楽天市場での利用でポイント還元率が上がる
楽天カードは、楽天市場で利用することでポイント還元率が+3.0%還元となります。
楽天市場はその他楽天のサービスを利用することでポイント還元率がどんどんと上がるお得なネットショッピングサービスです。
楽天市場(楽天経済圏)について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
審査に通りやすい
楽天カードは審査に通りやすいクレジットカードだと言われています。
なぜなら、申請者本人の年収のほか、世帯年収が審査の対象となるからです。
学生や主婦の方など、審査に不安がある方も比較的安心して申し込むことができます。
初めてのクレジットカードに最適です!
デメリット
- 公共料金の支払いでポイント還元率が下がる
公共料金の支払いでポイント還元率が下がる
楽天カードは、水道光熱費の公共料金の支払いでポイント還元率が下がり、0.2%となります。
そのほか、楽天モバイル以外のスマホ料金、税金の支払いでポイント還元率が下がることが2024年5月現在、予告されています。
固定費の支払いにはやや不向きなクレジットカードだと言えます。
どんな人におすすめ?
- 楽天市場を利用する人
- ネットショッピングをよく利用する人
楽天市場を利用する人
楽天カードは、楽天市場を利用する人にとっては必須のクレジットカードです。
ポイント還元率に大きく関わるので、楽天市場での買い物をする人は必ず作っておきましょう。
ネットショッピングをよく利用する人
また、Amazonなどでネットショッピングをよく利用する人にとってもおすすめです。
Amazonと併用して楽天市場を利用することで、よりポイントを得ることができます。
楽天市場では月に2回セールが開催されるため、Amazonよりもセールが狙いやすいという利点もあります。
楽天カードをつくって、お得にネットショッピングしましょう。
楽天カードの特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
2位 PayPayカード
第2位はPayPayカードです。
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PayPayカードも年会費無料で1.0%還元のクレジットカードです。
スマホ決済アプリのPayPayに登録することで、さらにお得に使うことができます。
メリット
- PayPayに登録するとPayPayがお得に使える
- 「PayPayステップ」で1.5%還元に
- Yahoo! ショッピング・LOHACOでの利用でポイント還元率が上がる
PayPayに登録するとPayPayがお得に使える
スマホ決済アプリのPayPayは通常0.5%還元です。
しかし、アプリ内でPayPayカードを登録すると1.0%還元で利用できます。
PayPayは使えるお店も多いため便利なスマホ決済です。
PayPayをお得に利用するために、PayPayカードが役に立ちます。
PayPayを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
「PayPayステップ」で1.5%還元に
PayPayアプリとPayPayカードの利用回数と金額が一定額を超えると、「PayPayステップ」によりポイント還元率が+0.5%還元となります。
つまり、PayPayとPayPayカードを1.5%還元で利用できます。
「PayPayステップ」の達成条件
- 前月のPayPayとPayPayカードの利用回数が合計30回以上
- 前月のPayPayとPayPayカードの利用金額が合計10万円以上
PayPayステップの攻略法を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
Yahoo! ショッピング・LOHACOでの利用でポイント還元率が上がる
ネットショッピングサービスのYahoo! ショッピングとLOHACOにてPayPayカードを利用すると、ポイント還元率が最大5.0%還元になります。
Yahoo! ショッピングはAmazonや楽天市場に並ぶネットショップなので、利用価値が高いです。
デメリット
PayPayカードのデメリットは少ないですが、しいて挙げると次の2点です。
- ETCカードが有料
- 海外旅行障害保険が付いていない
ETCカードが有料
PayPayカードは、ETCカードが有料です。
ここで紹介する他のカードでは、条件を達成すればETCカードを無料で発行できますが、PayPayカードでは年会費550円(税込)で発行する必要があります。
海外旅行障害保険が付いていない
他のカードには海外旅行傷害保険が付帯されていますが、PayPayカードには付いていません。
海外旅行に行く際は、保険状況を見直すのがおすすめです。
どんな人におすすめ?
- PayPayを利用する人
- スマホがソフトバンク/ワイモバイルの人
PayPayを利用する人
PayPayカードはPayPayのお得度を底上げするクレジットカードです。
そのため、PayPayを普段からよく使う人にはおすすめのクレジットカードです。
スマホがソフトバンク/ワイモバイルの人
ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っている人にもPayPayカードはおすすめです。
なぜなら、PayPayではソフトバンクやワイモバイルのユーザー限定のクーポンが発行されるからです。
また、Yahoo! ショッピングやLOHACOでもこれらのスマホを使っている人はさらにポイント還元率を上げることができます。
PayPayカードはソフトバンク/ワイモバイルユーザーによって有利なクレジットカードです。
PayPayカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
3位 Olive
第3位はOlive(オリーブ)です。
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■ ハチワレの紹介コード ■
FF80971-2055476
Oliveは三井住友銀行が提供する新しい金融サービスで、銀行口座・デビットカード・クレジットカードが一体となっています。
クレジットカードとしては通常0.5%還元ですが、対象店舗での利用は7.5〜20%還元となります。
メリット
- 対象店舗でのポイント還元率が高い
- 振込やATM利用の手数料無料サービスがある
対象店舗でのポイント還元率が高い
Oliveは、対象店舗でスマホのタッチ決済を使って支払うとポイント還元率が7.5%になります。
さらにさまざまな条件をクリアすることで最大20%還元で利用できます。
対象店舗
コンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ポプラ
ファストフード
- マクドナルド
- モスバーガー
- すき家
レストラン
- サイゼリヤ
- ガスト
- ジョナサン
- 夢庵
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- その他すかいらーくグループ飲食店
- はま寿司
- かっぱ寿司
- ココス
カフェ
- ドトールコーヒー
- エクセルシオールカフェ
最大20%還元で利用できる人は少ないですが、8.0〜9.0%程度ならば比較的簡単に達成できます。
ハチワレは8.0%還元で利用できています。
振込やATM利用の手数料無料サービスがある
Oliveはクレジットカードと銀行口座が一体となったサービスです。
そのため、口座振込やATM利用での手数料無料サービスが付いています。
デメリット
- 通常のポイント還元率が低い
- 審査が他のカードよりやや厳しい可能性がある
通常のポイント還元率が低い
Oliveは通常のポイント還元率が0.5%と、ここで紹介する他のクレジットカードよりもやや低めです。
対象店舗でのポイント還元率はかなり高いですが、その分通常のポイント還元率が低い点に注意しましょう。
審査が他のカードよりやや厳しい可能性がある
Oliveのクレジットカード機能は、いわゆる「銀行系クレジットカード」と呼ばれるものです。
ここで紹介する他のクレジットカードよりもやや審査が厳しい可能性があります。
クレジットカードは発行元によって系統が分類されます。
- 銀行系:銀行や銀行のグループ会社が発行する
- 信販系:信販会社が発行する
- 流通系:スーパーや百貨店、そのグループ会社が発行する
- 交通系:鉄道会社などが発行する
銀行系のクレジットカードは一般的に審査がやや厳しいとされています。
ただし、Oliveでは利用者を増やしたい意向からか、学生向けのプログラムなどを積極的におこなっているため、さほど心配する必要はないでしょう。
どんな人におすすめ?
- 対象店舗をよく利用する人
対象店舗をよく利用する人
Oliveは、コンビニやファミレスなどの対象店舗でのポイント還元率が大幅に上がります。
そのため、対象店舗をよく利用する人にとってはとても利用価値が高いクレジットカードです。
Oliveについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
4位 リクルートカード
第4位はリクルートカードです。
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リクルートカードは通常還元率が1.2%と高く、幅広い用途でお得に使えます。
また、リクルート関連のサービスをお得に利用できます。
メリット
- 年会費無料でポイント還元率1.2%
- リクルートのサービスでポイント還元率が上がる
年会費無料でポイント還元率1.2%
リクルートカードは1.2%還元のクレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードのなかでは、リクルートカードはもっともポイント還元率が高いです。
リクルートのサービスでポイント還元率が上がる
リクルートカードはリクルート関連のサービスでの利用でポイント還元率がさらに上がります。
- じゃらん:3.2%
- Hot Pepper Beauty:予約&リクルートカードで支払いで3.2%
- ホットペッパーグルメ:予約すると予約人数×50ポイント付与
など。
これらのサービスを日常的に使う人には利用価値が高いクレジットカードです。
デメリット
- 他の決済手段との連携がしづらい
他の決済手段との連携がしづらい
リクルートカードはスマホ決済アプリにチャージができないなど、他の決済手段との連携がしづらい印象です。
- 楽天カード:楽天ペイにチャージ可能
- PayPayカード:PayPayほか、au PAYやファミペイにチャージ可能
上記のような利用方法が少ないのがデメリットです。
どんな人におすすめ?
- 固定費の支払いで使いたい人
- 支払いをひとつにまとめたい人
固定費の支払いで使いたい人
リクルートカードは公共料金の支払いなど、固定費を1.2%還元で支払うことができます。
クレジットカードを固定費の支払いメインで使いたい人にとってはおすすめです。
支払いをひとつにまとめたい人
リクルートカードは多くの用途で1.2%還元で利用できます。
近年ではさまざまなキャッシュレス決済が登場して、支払い先次第で使い分けるのがポイント還元率を上げるコツですが、把握するのが難しいです。
リクルートカードを使えばたいていの支払いで1.2%還元を得られるので、細かいことは考えずに支払いをひとつにまとめたい人に向いています。
リクルートカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
初めてのクレジットカードをつくった後は?
ここまで初めての方におすすめなクレジットカードを紹介しました。
クレジットカードを作成した後はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
支払いを遅らせることなく使い続けよう
初めてのクレジットカードをつくった後は、綺麗なクレヒス(クレジットヒストリー)を積み重ねるのが重要です。
支払いの滞りなく使いつづけることで、次のクレジットカードがつくりやすくなり、利用可能金額も徐々に増えていきます。
将来的にはゴールドカードを目指そう
そして、将来的にはゴールドカードの作成を目指すことをおすすめします。
ゴールドカードはサービス内容がランクアップし、さらにお得に利用できます。
一部のゴールドカードは年会費を永年無料にする方法があるため、とくにおすすめです。
まとめ
以上、初めての方におすすめのクレジットカードでした。
- 楽天カード
- PayPayカード
- Olive
- リクルートカード
基本的には年会費無料でポイント還元率が高いカードを選ぶことをおすすめします。
紹介した4つを比較して、自分に合ったクレジットカードを選んでみてください。