国民健康保険のお得な支払い方法【クレジットカード？スマホ決済？】

2024年2月8日2024年3月21日

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こんにちは、節約研究家のハチワレです。

今回はこんな質問にお答えします。

節約を考え始めた人

国民健康保険料のお得な払い方を教えてください！

国民健康保険は個人事業主など、会社に所属していない方が加入する保険制度です。

自分で保険料を支払わなければならず、高額な場合もあるので、なるべくお得に支払いたいですよね。

しかし、いざ調べてみると情報が散在していて分かりづらかったり……。

そこでこの記事では、保険料を毎年支払っているハチワレが、国民健康保険料をお得に支払う方法を紹介します。

ハチワレ

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国民健康保険料の支払いはスマホ決済がおすすめ

国民健康保険料は自治体によって支払い方法が異なりますが、ほとんどの地域でスマホ決済がお得です。

なぜなら、ポイント還元を受けられるうえに、決済手数料がかからないからです。

クレジットカード払いもポイント還元を得られますが、決済手数料がかかります。

ただし、スマホ決済の種類によって、ポイントを得られるものと得られないものがある点に注意しましょう。

おすすめのスマホ決済は次の4つです。

楽天ペイ
LINE Pay
au PAY
ファミペイ

それでは、なぜそうなるのかを見ていきましょう。

ハチワレ

順を追って説明します。

クレジットカードとスマホ決済を比較してみよう

国民健康保険料の支払いでポイント還元を得られるのは、クレジットカード払いとスマホ決済のみです。

まずは、この2つを比較して見ていきましょう。

クレジットカード払いの場合

決済手数料について

自治体によって支払方法は異なりますが、多くの場合、クレジットカード払いでは「モバイルレジ」というサービスを利用します。

しかし「モバイルレジ」のクレジットカード利用には、決済手数料がかかります。

決済手数料

納付金額	決済手数料（税込）
1円〜5,000円	27円
5,001円〜10,000円	82円
10,001円〜20,000円	165円
20,001円〜30,000円	275円
30,001円以降10,000円ごと	110円ずつ加算

【シュミレーション】保険料が30万円の場合

保険料が年間30万円（月額2,5000円）の場合を例に挙げます。

上の表を元に計算すると、クレジットカード払いの手数料は以下となります。

1年分をまとめ払いした場合：3,245円
月ごとに支払った場合：3,300円（275円×12ヶ月）

国民健康保険料は、まとめ払いによる割引はありません。

1年分をまとめ払いしても月ごとに支払っても、支払う金額は同額です。

還元率1.0%のクレジットカードで支払った場合

還元率1.0%のクレジットカードで支払うとします。

30万円を支払った場合、手数料も含めてポイント還元は3,032円（月ごと支払いの場合3,033円）分です。

差額

ポイント還元と決済手数料の差額を計算します。

1年分まとめて支払いの場合
3,032　ー　3,245　＝　-213

1ヶ月ごとの支払いの場合
3,033　ー　3,300　＝　-267

30万円の保険料を1%還元のクレジットカードで支払った場合、手数料のほうが高いという結果になりました。

ハチワレ

これは損ですね。

スマホ決済の場合

次にスマホ決済の場合を確認します。

スマホ決済ではクレジットカード払いと異なり、決済手数料はかかりません。

ハチワレ

この点でスマホ決済が優勢ですね。

ポイント還元を受けられるスマホ決済は？

スマホ決済による保険料の支払いでは「請求書払い」機能を利用します。

2024年現在、請求書払いでは、基本的にポイント還元はありません。

以前は、各アプリで請求書払いでもポイントが貯まるキャンペーンが展開されていましたが、現在は終了しています。

しかし、ポイント還元を得られるスマホ決済が4つあります。

請求書払いでポイントが得られるスマホ決済

楽天ペイ
LINE Pay
au PAY
ファミペイ

「楽天ペイ」「au PAY」「ファミペイ」は、残高チャージをする時にポイントを得ることができます。

また「LINE Pay」は、特定のクレジットカードと紐づけることによってポイントを得られます。

自治体によって利用できるスマホ決済に違いがありますが、この4つを利用することで国民健康保険料をお得に支払うことができます。

ハチワレ

では、それぞれスマホ決済をおすすめ順に紹介します。

スマホ決済の請求書払いの注意点

最後に、スマホ決済の請求書払いの注意点を確認しましょう。

① 30万円以下の請求書のみ対応

スマホ決済で支払えるのは30万円以下の請求書のみです。

ファミペイでは、10万円以下の請求書のみとなります。

ただし、この条件はクレジットカード払いやコンビニ払いでも同様なので、請求書1枚の金額が30万円超の場合は、口座振替を利用してください。

② 領収書が発行されない

スマホ決済による請求書払いでは、領収書が発行されません。

領収書が必要な場合は、支払い先に領収書の発行を依頼するか、スマホ決済の支払い履歴のスクリーンショットを代用しましょう。

ファミリーマートの店頭にてファミペイ払いで支払うことで、領収書を発行してもらえます。

領収書を手元にすぐ用意したい場合は検討してください。

筆者の国民健康保険料の支払い方

最後に、筆者であるハチワレの国民健康保険料の支払い方を紹介します。

ハチワレが住んでいるところでは楽天ペイによる支払いが可能なため、楽天ペイで支払っています。

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楽天ペイ-楽天ポイントカードも利用できるスマホ決済アプリ

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ハチワレ

楽天ペイが使えない地域も結構あるので、ラッキーでした。

まずは、お住まいの自治体のウェブサイトを確認して利用できるスマホ決済を調べてください。

まず自治体のウェブサイトから、使えるスマホ決済を調べよう

以上、国民健康保険の保険料の支払い方法について検証しました。

保険料の支払いでは、クレジットカード払いに手数料がかかるため、スマホ決済がおすすめです。

ただし、請求書払いでポイントが得られるスマホ決済は限られているので、次の4つを使いましょう。

楽天ペイ
LINE Pay
au PAY
ファミペイ

もっとも還元率が高くなるのは楽天ペイです。

しかし、使えるスマホ決済は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のウェブサイトから調べたうえで、使うアプリを決めてください。

国民健康保険料は高額な場合も多いため、お得な支払い方法を前もって調べておきましょう！

＼税金・社会保険料のお得な支払い方法／

こちらの記事では、各税金や社会保険料（国民年金・国民健康保険）のお得な支払い方法をまとめています。

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