ネット代の見直しは、節約に大きな効果があります。
毎月の固定費であるうえに、プランを見直すだけで大幅に金額を抑えることができるからです。
しかし、インターネットサービスにはさまざまな選択肢があり、どれが本当にお得なのか比較が難しいですよね。
ネットサービスの見比べは本当に難しいです…。
そこでこの記事では、一人暮らしにぴったりなネット代の節約方法もランキング形式で具体的に紹介します。
家族で住んでいる方向けの節約方法は別記事にて解説しています。
ネット代を見直して少しでも固定費を減らしたい方は、この記事を参考にしてください。
令和の節約研究家
ハチワレ
「お得な情報をどこよりも分かりやすく!」がモットー。
複雑なキャンペーン情報を読み解くことを得意としている。
得意なジャンルは、楽天経済圏 / 固定費の見直し / ポイ活 / ペイ活 / クレジットカード etc.
某有名キャラとの関係は全くありません。
ネットの使い方に合った選択を!
ネット代の節約は、自身のネットの使い方に合わせてサービスを選ぶことが第一歩です。
たとえば、ネットを頻繁に使い、安定した高速回線が必要な人には光回線がおすすめですが、一人暮らしの場合、ポケットWi-Fiやスマホのテザリングで十分な場合もあります。
スマホのテザリング
メリット |
スマホの月額料金のみで済む どこでもインターネットが使える |
デメリット |
スマホのバッテリーを消耗する 同時接続に不向き |
動画視聴やSNS利用が中心で、少しパソコンを使う程度の人ならば、スマホのテザリングで十分です。
テザリングとは、スマホのモバイルデータ通信を利用して、その他の機器のインターネット接続をおこなうことを指します。
さらに、カフェでのパソコン作業など、外出中にもネット利用が可能というメリットもあります。
ただし、テザリングを頻繁に使うことでバッテリーを消耗するので、スマホの寿命を短くしてしまう恐れがあります。
また、テザリングでは通信速度はそれほど速くなく、複数の機器を同時に接続するのには不向きだと言えるでしょう。
いつも複数端末に使うならポケットWi-Fiがいいかもですね。
ネット代の節約効果は大きいですが、ほとんどスマホでしか使わない人に向いていいます。
ポケットWi-Fi
メリット |
どこでもインターネットが使える テザリングより安定する スマホ代が節約できる |
デメリット |
充電しなければいけない 通信速度は光回線には劣る |
スマホのバッテリー消費が気になる方や、他の機器でもネットを使いたい人には、ポケットWi-Fiがおすすめです。
ポケットWi-Fiはスマホのテザリングよりも同時接続台数が多く、回線も安定します。
もちろん、持ち運びができるインターネット回線なので外出先でも利用できます。
さらに、スマホを常時接続すればギガを節約できるため、スマホを安いプランに変更できるため、節約に効果があります。
スマホ代を0円や数百円にすることも可能!
おすすめなポケットWi-Fi
モバイルバッテリーの利用もおすすめ
ポケットWi-Fiは、外出中にバッテリーの充電が切れると使えなくなります。
毎日充電したり、モバイルバッテリーを携帯して対処しましょう。
ハチワレは大容量で低価格の、シリコンパワー社のモバイルバッテリーを使ってます。
光回線
メリット |
高速で安定した通信が可能 データ容量に制限がない 複数の機器の同時接続も問題なし |
デメリット |
開通工事が必要 外出先では使えない |
自宅でインターネットを頻繁に使い、複数のデバイス(パソコン・テレビ・家電・ゲーム機など)を同時接続したい場合は光回線が最適です。
光回線は高速で安定した通信ができるため、リモートワークやオンラインゲームをする人にはおすすめです。
工事が必要なので開通までの時間がかかりますが、一度設置すれば大容量のデータ通信も問題なくこなせます。
もちろん外出先では使えないので、スマホ代の節約には繋がりませんが、サービスを提供している会社も多く、その中からお得なサービスを選ぶことができます。
おすすめな光回線
ホームルーター
メリット |
工事不要ですぐに利用できる 通信速度も速め Wi-Fiルーターの設置不要 |
デメリット |
光回線より通信速度はやや劣る 外出先では使えない 月額料金が割高なプランが多い |
光回線は開通工事が必要です。
なかには、工事ができない部屋に住んでいる方や、自宅内での工事作業に抵抗がある方もいると思います。
その場合には、ホームルーターがおすすめです。
ホームルーターはコンセントに差すだけで利用できるインターネット回線で、光回線ほどではありませんが安定した通信を提供します。
ポケットWi-Fiよりもアンテナ数が多いため同時接続にも対応していて、一人暮らしのネット利用には十分な速度を提供してくれます。
また、Wi-Fiルーターを別途購入する必要がないのもメリットです。
光回線でWi-Fiを使う時はWi-Fiルーターが別途必要になるんでしょね。
ただし、光回線に比べると通信速度はやや劣り、また光回線と比べても月額料金が割高となるサービスも多いです。
見比べてしっかりとお得なサービスを選びましょう。
おすすめなホームルーター
節約におすすめなテザリング
それでは、ここからは各回線のおすすめサービスを紹介していきます。
まずはテザリングにおすすめなスマホのプランです。
テザリングをする目的ならばデータ無制限のプランがおすすめです。
テザリングを利用して動画を視聴などのネット利用をするとついつい使いすぎてしまうからです。
毎日動画を見ていたら100ギガ以上になることもありました。
どれだけ使っても大丈夫という安心感があると、ストレスなしで利用できるメリットがあります。
1位 楽天モバイル
メリット |
データ無制限が最安値 楽天市場のポイント還元率が4%UP |
デメリット |
サービスエリアがやや狭い 地下で繋がりにくいという噂も |
テザリングに最も適したスマホプランは楽天モバイル「Rakuten最強プラン」です。
楽天モバイルではプランは1つのみで、月の利用量によって月額料金が決まります。
- 0~3ギガ
- 1,078円(税込)
- 3〜20ギガ
- 2,178円(税込)
- 20〜無制限
- 3,287円(税込)
データ無制限で利用しても3,287円というのは楽天モバイルの最大のメリットです。
楽天モバイルではどれだけ使ってもこの値段なので、テザリング利用に最適といえるでしょう。
正直言って、データ無制限プランの最安値です。
また「家族最強プロブラム」(家族割引)や「最強青春プログラム」(22歳以下割引)を利用することでさらに安くなります。
22歳以下割引は学生さんの一人暮らしにもおすすめ!
また、楽天モバイルを利用すると、楽天市場のポイント還元率が+4.0%還元になるので、ネットショップの利用が増える一人暮らしにはさらにおすすめです。
テザリングによるネット利用を考えている方には、真っ先に候補に上がるのが楽天モバイルと言えるでしょう。
楽天モバイルは繋がりにくい?
一方で、楽天モバイルは繋がりにくいという噂があります。
以前は地下などで電波が悪くなる事が多かったですが、現在はプラチナバンドが解禁されて大幅に改善されています。
また、サービスエリアの狭さが気になる方は、デュアルSIMによって解決する方法もあります。
いちユーザーの感想を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
ハチワレは5年来の楽天モバイルユーザーです。
楽天モバイルでは、お得に始められる紹介キャンペーンも用意されているのでぜひチェックしてください。
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2位 ドコモ eximo(エクシモ)
メリット |
データ無制限で利用できる 通信品質が安定している |
デメリット |
月額料金が割高 |
楽天モバイル以外でデータ無制限を提供しているプランは、ドコモのeximo(エクシモ)です。
エクシモでは、月額7,315円で無制限のデータ通信が可能です。
楽天モバイルと比較すると月額料金が上がりますが、高度の通信品質を求める方はこのプランを選択してもいいかもしれません。
一人暮らしでは割引を適用しにくい?
eximoでは以下の方法で割引が可能となり、月額4,928円まで抑えることができます。
- みんなドコモ割(3回線以上):1,100円割引
- ドコモ光割:1,100円割引
- dカードお支払い割:187円割引
家族で3回線以上利用することで適用される「みんなドコモ割」、光回線であるドコモ光を利用することで適用される「ドコモ光割」は、一人暮らしでは利用しにくいものと言えるでしょう。
ただし、離れて暮らす家族の場合ならば適用可能なので、利用可能な場合は検討してみましょう。
大学生の一人暮らしなどでは、実家と連携させられるかもですね。
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節約におすすめなポケットWi-Fi
次にポケットWi-Fiのおすすめを確認しましょう。
ポケットWi-Fiでも、データ無制限(条件あり)の場合と、利用できるギガがあらかじめ決まっているモノがあります。
自宅のネット環境にも利用したい場合は通信量が増えるので、データ無制限で使えるものがおすすめです。
1位 楽天モバイル
メリット |
データ無制限が最安値 ポケットWi-Fi端末1円キャンペーン 楽天市場のポイント還元率4.0%UP |
デメリット |
通信速度は控えめ |
楽天モバイルは、ポケットWi-Fiの利用でもおすすめです。
なぜなら楽天モバイルでは、ポケットWi-Fiの端末「Rakuten WiFi Pocket Platinum」(7,980円)を1円で購入できるキャンペーンが開催されているからです。
楽天モバイルのSIMを端末に挿入して使うことで、データ無制限のポケットWi-Fiとして利用できます。
月額料金はポケットWi-Fiの利用でも「Rakuten 最強プラン」となります。
- 0~3ギガ
- 1,078円(税込)
- 3〜20ギガ
- 2,178円(税込)
- 20〜無制限
- 3,287円(税込)
通信速度はそれほど優れているわけではありませんが、動画視聴等の普通レベルの使い方ならどれだけ使っても困ることはありませんでした。
こちらの記事は、ひと世代前の端末となりますが使い心地を解説しているので、参考にしてください。
さらに楽天市場のポイント還元率も上がります!
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2位 WiMAX(ワイマックス)
メリット |
通信速度が速い 価格もコスパよし au / UQモバイルとのセット割がある |
デメリット |
プロバイダを選択しなければならず複雑 |
次におすすめなのが、WiMAX(ワイマックス)です。
WiMAXはUQコミュニケーションズが提供するモバイル回線サービスで、ポケットWi-Fiとホームルーターの2つの端末タイプから選択できます。
楽天モバイルと比べると通信速度も速く安定しているので、ポケットWi-Fiの利用でもより通信速度を求める方におすすめです。
WiMAXは複数のプロバイダからサービスが提供されていて、プロバイダごとにサービス内容や月額料金が異なります。
月額料金はだいたい4,000円くらいが目安ですね。
どこのプロバイダからの契約が良いのかを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
スマホとのセット割あり(au・UQモバイル)
WiMAXではauやUQモバイルのスマホ月額料金が最大1,100円割引となります。
とくにUQモバイルは通信品質の良い格安SIMなので、コスパ良く利用することができます。
WiMAXを利用するならば、組み合わせて利用するのもおすすめです。
節約におすすめな光回線
次に、光回線を見ていきましょう。
光回線を選ぶ際は、月額料金だけでなく契約期間の縛りや、キャッシュバックの特典など、さまざまな面から選ぶ必要があります。
サービスを提供している会社も多いので、比較はかなり大変です…。
光回線の利用を検討している方は、まずは基本的な知識から抑えておくことをおすすめします。
こちらの記事では、光回線の契約時に知っておくべきことと、一人暮らしのおすすめ光回線を解説しています。
詳しく知りたい方は、合わせてご覧ください。
必要最小限の知識をまとめました!
それでは、節約におすすめな光回線を紹介します。
1位 NURO光(マンション)
メリット |
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マンションタイプの月額料金が安い 通信速度が速い ソフトバンクとのスマホセット割 |
デメリット |
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利用できる建物が少ない |
NURO光は高速回線のイメージが強いですが、実はマンションタイプの月額料金がかなり安いです。
月額料金
- マンション
- 2,090〜2,750円(2ギガ・3年契約)
- 戸建て
- 5,200円(2ギガ・3年契約)
マンションタイプでなんと2,000円台に!
金額は、マンション内での利用者の数などによって変動しますが、公式サイトから検索することができます。
ただし、NURO光は利用できる地域や建物が限られているため、まずは自分の住む建物で使えるかを確認しましょう。
NURO光の詳細やお得な申し込み手順は、こちらの記事を参考にしてください。
一人暮らしはマンションの場合が多いですよね。まずは調べてみましょう!
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2位 GMOとくとくBB光
メリット |
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月額料金が安い Wi-Fiルーター無料レンタル |
デメリット |
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キャッシュバック手続きがやや複雑 |
GMOとくとくBBは、月額料金がマンション・戸建てともに安価です。
月額料金
- マンション
- 3,773円(1ギガ・期間なし)
- 戸建て
- 4,380円(1ギガ・期間なし)
さらに申し込み特典で、Wi-Fiルーターが無料でレンタルでき、3年以上利用すれば返却せずにプレゼントとして受け取ることができます。
Wi-Fiルーターを持っていない人は購入する必要がありません!
サービスの詳しい解説やお得な申込み手順はこちらの記事を参考にしてください。
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3位 おてがる光
メリット |
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月額料金が安い 契約期間の縛りがない |
デメリット |
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キャッシュバックの特典が少なめ |
おてがる光は、契約期間の縛りがなく、月額料金が安いのが特徴です。
月額料金
- マンション
- 3,608円(1ギガ・期間なし)
- 戸建て
- 4,708円(1ギガ・期間なし)
光回線では工事費が実質無料となるキャンペーンがありますが、工事費相当の割引は2〜3年にかけておこなわれるのが一般的です。
対して、おてがる光では1年間だけで工事費相当分の金額をチャラにできます。
さらに契約期間の縛りがないため、気軽に申し込むことができる大きなメリットがあります。
サービス内容やお得な申込み手順について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
解約しやすいのがまさに「おてがる」!サービス内容も良い感じです。
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スマホとのセット割はお得じゃない?
光回線には、スマホとのセット割が用意されているモノがあります。
- ソフトバンク光
- ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割(最大1,100円)
- auひかり
- au・UQモバイルとのセット割(最大1,100円)
- ドコモ光
- ドコモとのセット割(最大1,100円)
ただし、ソフトバンク光やauひかりでは、セット割を適用するのに別額550円のオプションに加入する必要があり、効果が薄いです。
スマホとのセット割は家族全員に適用できるので、家族が多い方には効果が大きくなります。
また、ドコモ光は追加オプションに加入せずに適用ができますが、ドコモのスマホ料金自体が割高なので、節約面ではあまり期待できません。
一人暮らしでは、スマホとのセット割との相性があまり良くない点は注意しておきましょう。
離れた家族にも適用できるので、大学の下宿での利用や、離れた親などに適用することは可能です。
節約におすすめなホームルーター
つづいておすすめのホームルーターを紹介します。
ホームルーターは月額料金がやや割高になる傾向がありますが、キャンペーンを利用することで月額料金を抑えられる場合があります。
また、光回線の場合とは違って、スマホとのセット割が追加オプションの支払いなしで利用できる点もメリットです。
1位 ソフトバンクエアー
メリット |
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月額料金が安い ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割あり |
デメリット |
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通信速度がやや控えめ 解約のタイミングが難しい |
月額料金
- 2,970円(24ヶ月間)
- その後は5,368円
ソフトバンクエアーは、キャンペーンを適用することで2年間の月額料金が2,970円となります。
また、ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割があり、スマホ代が最大1,100円安くなります。
2年間だけは光回線よりも安く使えます!
ただし、端末代をキャンペーンにて実質無料にするためには3年かかるので、2年で解約すると端末残債を請求されることになる点に注意です。
解約時に、乗り換えによる端末残債を補填できる他社のキャンペーンを利用するなど、工夫することによってこの問題をクリアできます。
しかし、月額料金が光回線よりも安くできるホームルーターは珍しいので、とくに一人暮らしでは利用価値は高いサービスでしょう。
サービス内容やお得な契約方法はこちらの記事を参考にしてください。
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2位 WiMAX(ワイマックス)
メリット |
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コスパが良い au・UQモバイルとのセット割あり |
デメリット |
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プロバイダが複数あって複雑 |
月額料金
- 4,800円程度
- プロバイダによってはもっと安くなることも
WiMAXはUQコミュニケーションズが提供するホームルーター・モバイルWi-Fiのサービスです。
au・UQモバイルとのセット割があり、スマホ代が最大1,100円安くなります。
プロバイダごとにサービス内容や料金が異なるため、申込時には複数社を見比べる必要がありますが、よりお得なプロバイダを自分で選ぶことができます。
サービス内容やお得なプロバイダ選びはこちらの記事を参考にしてください。
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3位 ドコモ home 5G
メリット |
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通信品質が良い ドコモのスマホとのセット割あり |
デメリット |
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月額料金がやや高め |
月額料金
- 4,950円
ドコモ home 5Gは性能が高く、より高速な通信が可能なホームルーターです。
光回線の開通工事ができない場合に、より通信速度を求めるのならばこちらがおすすめです。
節約というより、通信速度がメリットなホームルーターですね。
また、ドコモのスマホとのセット割があるため、ドコモユーザーにとってメリットがあります。
サービス内容やお得に申し込む方法は、こちらの記事を参考にしてください。
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まとめ
以上、一人暮らしのネット代節約方法でした。
ネット代を節約するためには、自分のネット利用状況に合わせた方法を選ぶことが第一です。
とくに一人暮らしの場合は、スマホのテザリングやポケットWi-Fiを自宅のネット環境として利用することも可能となります。
この記事を参考に、自分に合ったプランを見つけ、無理なくネット代を節約してください。
スマホのテザリング
ポケットWi-Fi
光回線
ホームルーター