こんにちは、節約研究家のハチワレです。
今回はこんな質問にお答えします。
電気代・ガス代・水道代はどうやって支払うのがお得なんですか?
確かに、公共料金をどのように支払うとお得なのか、ネットで調べてみても、情報が散在して答えが見つからないことが多いですよね。
クレジットカード関連の記事が多く、大人の事情が絡んでると思われます…。
そこで、いち利用者の立場から、公共料金の支払いは何がお得なのかを徹底解説します。
さらに、公共料金支払いのポイント還元率が高いクレジットカードや、さらにお得になる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事をひと通り見れば、理解できます!
5,500円より多いか少ないかで異なる
結論から言うと、1ヶ月の支払い額が5,500円より多いか少ないかでお得な支払い方法は変わります。
なぜなら、公共料金の口座振替割引は55円で、公共料金のクレジットカード払いに対する還元率は高くて1%だからです。
口座振替割引とクレジットカードのポイント還元率を比較することで、5,500円が分岐点となります。
具体的には以下のとおり。
- 5,500円よりも少ない場合、口座振替がお得
- 5,500円よりも多い場合、クレジットカード払いがお得
一人暮らしの場合は、電気料金やガス料金、水道代は5,500円よりも少なくなる場合が多く、ライフスタイルに合わせた選択が必要です。
一人暮らしのハチワレは、電気ガスは3,000円前後、水道代は1,800円くらい。
また、お住まいの地域や契約会社によっては口座振替割引がない場合があるので、情報をチェックしておくのも重要となります。
それでは、各公共料金について詳細にみていきましょう。
電気料金
電気代は金額的にも一番気になるところだと思います。
電気代の場合、大手電力会社(東京電力、関西電力など)で契約している場合は、口座振替割引が55円なのが一般的。
しかし、今後は廃止されていく傾向にあります。
たとえば東京電力の場合、2024年9月利用分から口座振替割引が廃止されることが決定しています。
理由としては、クレジットカードやスマホ決済など、支払方法の多様化に対応するため。
大手電力会社のなかでもすでに口座割引を廃止したところもあるので、自身が契約する電力会社の情報をチェックしておくのがおすすめです。
口座振替割引が廃止されたら、クレジットカード払いに切り替えましょう!
ガス料金
ガス代の場合、大手ガス会社のなかで口座振替割引をおこなっているのは、東京ガスのみです。
その他のガス会社には口座振替割引がないので、クレジットカードでの支払いがお得な場合が多いです。
悲しいですが、口座振替割引があるのは関東圏のみ、ということになります。
もっとも、ガス会社にも種類がたくさんあるので、契約しているガス会社の口座振替割引の情報を一度チェックするのがおすすめです。
水道料金
水道代は、全国一律で口座振替割引は55円となります。
水道代は2ヶ月分をまとめて隔月で支払うため、1回の支払いに対して110円が割引されることになります。
110円は、口座振替割引の2ヶ月分です。
2ヶ月分をまとめて支払うので、1回の支払い(2ヶ月分)が11,000円より高い場合はクレジットカード払いがお得、11,000円より低い場合は口座振替のほうがお得になります。
2ヶ月分をまとめて請求されるので、混乱しないように注意!
おすすめクレジットカード
次に、公共料金の支払いにおすすめなクレジットカードを紹介します。
先ほどの説明では、クレジットカードのポイント還元率は、高くて1%と説明しました。
しかし、実は1%以上のクレジットカードも存在します。
次に紹介する2つのクレジットカードでは、ポイント還元率が高くなるので公共料金の支払いにおすすめです。
① エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、公共料金支払いのポイント還元率が最大1.5%となります。
そのため、口座振替との分岐点は5,500円ではなく、3,667円となります。
3,667円より高い場合はクレジットカード、低い場合は口座振替がお得。
ただし、エポスゴールドカードでポイント還元率を1.5%にするためには条件があります。
エポスゴールドカードは通常ポイント還元率は0.5%で、「選べる3ショップ」のなかから選んだ3つのショップでの支払いに限定してポイント還元率が1.5%となります。
つまり、「選べる3ショップ」で、電力会社やガス会社、水道局を選択する必要があるのです。
せっかくの3つの枠を公共料金支払いに充ててしまうのは、もったいないかもしれません。
さらに、エポスゴールドカードの通常年会費は5,000円。
年会費を無料とする方法もありますが、こちらにも条件があります。
そのため、エポスゴールドカードはポイント還元率を1.5%にできる唯一のカードであるのは確かですが、条件が厳しいという側面もあります。
② リクルートカード
リクルートカードは、公共料金支払いのポイント還元率が1.2%です。
そのため、口座振替との分岐点は4,584円となります。
1ヶ月の支払い額が4,584円より高い場合はクレジットカード、低い場合は口座振替がお得。
リクルートカードはポイント還元率が通常1.2%と、ポイント還元率が高いのが特徴のクレジットカードです。
さらに年会費は無料。
よって、公共料金の支払いに用いるクレジットカードとしては、最適なカードだと言えます。
もっておいて損はないです!
楽天ペイでさらにポイント還元率を上げる?
楽天のスマホ決済である楽天ペイ。
楽天ペイでは請求書払いサービスが始まり、請求書のバーコードをスマホで読み取ることにより支払いが可能となりました。
これは、公共料金の支払いにも使うことができます。
楽天ペイを使ってポイント還元率をさらに上げる方法があるんです。
楽天ペイの請求書払いでは、ポイント還元は0%。
支払いの時点では、ポイントの還元はありません。
しかし、楽天ペイにチャージする際に、楽天カードを用いることでポイント還元率を0.5%とすることができます。
0.5%だと、まだまだ還元率は低いですが、楽天ペイへのチャージ方法のなかには、ポイント還元率をさらに上げる方法が存在します。
これはさまざまな決済サービスを経由する裏技的な方法で、最大3〜4%程度まで上げることができます。
しかし、経由できるサービスが日々変わり把握が難しく、手間がかかるというデメリットもあります。
さらに、公共料金支払いでこの方法を使うと、毎月支払いを忘れずにやらなければならず、クレジットカードや口座振替のように自動引き落としすることができません。
うっかり忘れてしまう可能性も…。
よって、かなり手間がかかるため、ポイント還元率をなんとしても高めたい人のみ、おすすめな方法といえます。
いわゆるポイ活ガチ勢というやつです。
こんな方法もあるよ、というのをだけ紹介しました。
ハチワレは面倒くさがりなので、ここまでしなくてもいいような…、と思ってます。
まとめ
以上、公共料金のお得な支払い方を紹介しました。
まとめるとこんな内容です。
- 口座振替割引がある場合
- 5,500円より多いならばクレジットカード
- 5,500円より少ないならば口座振替
- クレジットカードは還元率1.2%のリクルートカードがすすめ
- さらにポイント還元率を高める方法もあり
ネットで調べてもなかなか把握しづらい公共料金のお得な支払い方法について、情報を整理してみました。
このブログでは今後もみなさまにとってのお役立ち情報を発信していきます!