こんにちは、節約研究家のハチワレです。
今回はこんな質問にお答えします。
Visa Line Pay 関連のカードってどう違うんですか?
三井住友カードから発行されるLINE Pay関連のクレジットカードは名前がよく似ていて、たいへんややこしいです。
しかも、カードの性能にはきちんと違いがあるので注意が必要です。
そこでこの記事では名前がよく似た次の3つのカードを挙げて、どんな人にとってどのカードがおすすめかを解説します。
- Visa LINE Pay クレジットカード(P+)
- Visa LINE Pay クレジットカード
- Visa LINE Pay プリペイドカード
名前は似てますがそれぞれ違います!
① Visa LINE Pay クレジットカード(P+)
一つ目は、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)です。
(P+)は「ポイントプラス」と呼びます。
Visa LINE Pay クレジットカード(P+)の最大の特徴は、LINE Payに登録して利用するとLINEポイントが5.0%分還元されます。
LINE Payではクレジットカードを登録して決済に利用する「チャージ&ペイ」という機能があります。
スマホ決済のなかでももっともポイント還元率を高くできますが、ポイント付与上限があり、500ポイント/月 です。
つまり、月間1万円の決済まで5.0%還元で利用できます。
それ以上のLINE Payでの利用では、ポイントは付与されません。
上限は少ないですが、大変お得です。
基本スペック
それではVisa LINE Pay クレジットカード(P+)のスペックを確認しましょう。
- 年会費無料
- ポイント還元率
- 通常:0.5%
- LINE Pay「チャージ&ペイ」によるコード決済:5.0%(上限500ポイント/月)
- ポイントはLINEポイントで付与
- 国際ブランド
- Visa
- タッチ決済
- Visa
- iD
- Apple Pay / Google Pay
- 保険
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- ショッピング補償:年間100万円
- 家族カード:永年無料
- ETCカード:初年度無料
- 年会費550円(税込)
- 前年に一度以上の利用があれば年会費無料
年会費無料でLINE Payのポイント還元率を月1万円分だけ5%還元にできるのが、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)です。
それ以外の利用では、0.5%とやや低めの還元率です。
どんな人におすすめ?
Visa LINE Pay クレジットカード(P+)は、LINE Payをお得に使いたい人におすすめです。
対象店舗の指定なしに5%還元を得られるのは、たとえ上限があったとしても大変お得です。
お得なカード発行方法
クレジットカードのよりお得な発行方法は、ポイントサイトの利用です。
おすすめポイントサイト「ハピタス」と「モッピー」
さらにポイントを得たい方は、ポイントサイトの利用を検討しましょう。
もらえるポイントが多いおすすめなポイントサイトはこの2つです。
「ハピタス」はポイントの有効期限がなく、ポイント失効の恐れが少ないのがメリット。
「モッピー」はもらえるポイントがやや多い場合があるので有利ですが、ポイントの有効期限があり、失効しやすいというデメリットがあります。
ハチワレは、どちらかと言うとハピタス派。
興味のある方は、ぜひ上の記事を参考にしてください。
② Visa LINE Pay クレジットカード
つづいて、Visa LINE Pay クレジットカードの特徴を見ていきましょう。
(P+)がついていない点に注目です。
Visa LINE Pay クレジットカードは、決済に利用すると1.0%分のLINEポイントが付与されます。
しかし、LINE Payに登録して利用してもポイント還元はありません。
LINE Payに登録することでお得になる Visa LINE Pay クレジットカード(P+)とは大きく異なります。
基本スペック
Visa LINE Pay クレジットカードの基本スペックも確認しましょう。
- 年会費無料
- ポイント還元率
- 通常:1.0%
- LINEポイントで付与
- LINE Pay「チャージ&ペイ」での利用はポイント付与対象外
- 国際ブランド
- Visa
- タッチ決済
- Visa
- iD
- Apple Pay / Google Pay
- 保険
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
- ショッピング補償:年間100万円
- 家族カード:永年無料
- ETCカード:初年度無料
- 年会費550円(税込)
- 前年に一度以上の利用があれば年会費無料
どんな人におすすめ?
Visa LINE Pay クレジットカードは、LINEポイントでポイントを貯めたい方におすすめです。
しかも年会費無料・1.0%還元なので、還元率も優秀です。
現在はあまり利用価値がないかも
ただし、Visa LINE Pay クレジットカードは現在ではあまり利用価値の少ないクレジットカードと言えます。
なぜなら、年会費無料・1.0%還元のクレジットカードには、たとえば楽天カードやPayPayカードなど、用途の幅が広いものが多くあるからです。
Visa LINE Pay クレジットカードは当初、LINE Payの利用を促進する意味合いで登場しました。
当初は3.0%還元のクレジットカードでした。
しかし、徐々にポイント還元率が下がり、2023年5月よりLINE Payのチャージ&ペイでのポイント付与がなくなりました。
この変更とタイミングを同じくして、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)が登場しました。
現在ではVisa LINE Pay クレジットカード(P+)のほうが利用価値が高いと言えます。
時の流れがあったわけですね。
Visa LINE Pay プリペイドカード
3つ目は、Visa LINE Pay プリペイドカードです。
Visa LINE Pay プリペイドカードは、LINE Payの残高を使って支払いをおこなうプリペイドカードです。
バーチャルカードなので実物のカードはなく、LINEアプリから発行することができます。
審査は必要なく、誰でもすぐに発行できます。
Visa LINE Pay プリペイドカードをApple PayやGoogle Payに登録して、タッチ決済により支払いをおこないます。
現在、キャンペーンが開催されており、Visa LINE Pay プリペイドカードによるタッチ決済で3.0%還元を得ることができます。
ただし、毎月エントリーページからのエントリーが必要となります。
ポイント上限は1,000ポイント/月 なので、毎月33,333円までの利用に対してポイント還元が付くことになります。
また、Visaのタッチ決済がキャンペーン対象であり、iDのタッチ決済ではポイント還元はありません。
筆者の使い方
最後に筆者であるハチワレの使い方を解説するので、参考にしてください。
よろしくお願いします。
ハチワレは、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)のみを使って月1万円分の利用で5.0%還元を得ています。
ちなみにVisa LINE Pay クレジットカードは、発行していません。
また、3.0%還元のキャンペーンが開催されているVisa LINE Pay プリペイドカードも利用していません。
理由は、3.0%還元以上の決済手段である楽天ペイを利用しているからです。
楽天ペイは通常1.5%還元ですが、還元率を上げるルートを利用すると3.0〜3.5%還元で利用することができます。
また、Visa LINE Pay プリペイドカードのキャンペーンは毎月エントリーする必要がある点もやや使いにくく感じています。
ただし、支払いをLINE Payに集中したい方やその他の高還元な決済手段が用意できない方にとってはとても利用価値の高いキャンペーンなので、利用を検討してみてください。
違いを理解して、お得に活用しよう!
以上、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)/Visa LINE Pay クレジットカード/Visa LINE Payプリペイドカードの違いとお得な使い方でした。
これらのカードは名前がよく似ていますが、利用方法は大きく変わるので、違いを理解してお得に利用していくのがおすすめです。
なかでも現在は、Visa LINE Pay クレジットカード(P+)の利用価値がとても高いので、気になる方はぜひ発行
5.0%還元の恩恵をあなたも受けてみてください!