ANA Pay(エー・エヌ・エー ペイ)は、ANA(全日本空輸)が提供するスマホ決済サービス。
飛行機にあまり乗らない方でも、日常の買い物やネットショッピングでも利用でき、マイルを貯めることができます。
さらに、他の電子マネーやスマホ決済アプリと組み合わせることで、ポイント・マイルの二重取りが可能になるというメリットも。
ハチワレペイ活民ならお得に使いこなそう!
しかし、スマホ決済アプリや電子マネーは数が多く、どのように使えばお得なのか分かりづらいですよね…。
そこでこの記事では、ANA Payの基本から始め方・お得な使い方を初めての方にもわかりやすく解説します。
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オトク研究家
ハチワレ
「お得な情報をどこよりも分かりやすく!」がモットー。
複雑なキャンペーン情報を読み解くことを得意としている。
得意なジャンルは、楽天経済圏 / 固定費の見直し / ポイ活 / ペイ活 / クレジットカード etc.
某有名キャラとの関係は全くありません。
ANA Payとは?


ANA Pay は、ANA(全日本空輸)が提供するスマホ決済サービスで、日常の買い物でもマイルを貯めたり、使ったりできるサービスです。
ANA Payマイレージクラブアプリ内でカンタンに設定でき、すぐに利用することができます。
- 支払い方法
- Smart Code
- iD
- Visa タッチ決済
- 支払い時のやり方
- Apple Pay、Google ウォレットに登録して利用(iD、Visaタッチの場合)
- アプリでバーコード表示(Smart Codeの場合)
- リアルカードなし。バーチャルカードのみ
- チャージ方法
- クレジットカード
- Visa
- JCB
- Mastercard
- Dinners Club
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- ANAマイル
- 1マイル=1円でチャージ
- クレジットカード
- ポイント還元率
- 0.5%
- 200円につき1マイル
- 0.5%
基本的にスマホにバーチャルカードを登録して、利用します。



Visaタッチ決済が使えるので使えるお店は多い!
支払い時のポイント還元は0.5%で、200円につき1マイルが加算されます。
チャージ方法は多く、上記記載の国際ブランドのクレジットカードや、銀行口座からチャージができます。
ポイント二重取りをするためにはクレカからのチャージがおすすめですが、クレジットカードによってはANA Payのチャージがポイント付与対象外となっているものもあります。
後述するチャージにおすすめなクレカを参考に、ANA Payにチャージするルートを確保しておきましょう。



クレカからANA Payにチャージして使えば0.5%還元を上乗せできる!
ANA Pay の始め方
それでは、ANA Payの始め方を見ていきましょう。
招待コードは?
ANA Pay では、招待コードや紹介キャンペーンなどのお得な始め方は現在、用意されていません。
そのため、気にせずにアプリをダウンロードして始めましょう。



気にしないですぐに始めるのが一番お得!
アプリのダウンロード・設定
\ ダウンロードはこちら! /
- 「ANA マイレージクラブ」アプリを開く
- 居住地設定
- 利用規約同意
- 「ANA マイレージクラブに入会」をタップ
- すでに会員の場合は「ログインへ進む」をタップ






- 会員情報を入力
- メールアドレス認証
- メールアドレスに送られたワンタイムパスワードを入力




- アプリのホーム画面へ
- ANA Payのアイコンをタップ


- 電話番号認証
- SMSで送られた認証コードを入力
- メールアドレス認証
- メールアドレスに送られてきた認証コードを入力






- これでANA Payが使えるようになる


スマホに登録
ANA Payは Apple PayやGoogleウォレットなど、スマホに登録して使うのが一般的です。
また、Apple PayやGoogleウォレットを経由して他社決済アプリや電子マネーにチャージすることも。
登録してすぐに使えるようにしておきましょう。
登録方法は、ANA Payの公式ページを参考にしてください。
本人確認
ANA Payでは本人確認手続きを済ませると、チャージ上限が上がってより便利に使えます。
| 本人確認済みの場合 | 本委任確認未実施の場合 | |
| チャージ上限/1回 | 1,000〜10万円 | 1,000〜2万円 |
| チャージ上限/1日 | 10万円 | 2万円 |
| チャージ上限/1ヶ月 | 30万円 | 10万円 |
| 残高の上限 | 30万円 | 10万円 |
本人確認はアプリ上でおこなえますが、本人確認書類を準備する必要があります。
本人確認手続きの手順は、ANA Pay公式ページをご覧ください。



最初にやっておけば手間を省ける!
ANA Payの使い方
これでANA Payを使えるようになりました。
基本的な使い方も確認しおきましょう。
店舗での支払い
Visaタッチ決済・iD の場合
Apple PayやGoogleウォレットでANA Payのバーチャルカードで起動させます。
そして決済時は「クレジットカードで(Visaのタッチ決済で)」や「iDで」と伝えて、決済端末にかざすだけでOK。


Smart Codeの場合
ANA Payを起動させて、コードを表示させて店員さんに読み取ってもらいます。




オンラインの支払い
オンラインショップでの支払い時は、ANA Payバーチャルカードのカード番号を登録して決済します。



クレジットカードを登録する時と同じです。




ANA Payをお得な使い方
それでは、ANA Payをどのように使うのがお得なのでしょうか。
ここでは筆者が使っている方法をいくつか紹介します。
① JAL Pay経由でチャージ


ANA Payでは、クレジットカードからのチャージでポイント・マイルの二重取りができます。
JAL(日本航空)の決済アプリ「JAL Pay」では、ANA Payと同様にバーチャルカードが発行されますが、こちらのカードからもチャージが可能です。
JAL Payには最大1.5%還元でチャージする方法があるので、さらにJAL PayからANA Payにチャージ分も還元があり、最大2.0%還元でチャージが可能です。
- 特定のクレカ→JAL Pay(最大1.5%還元)
- PayPayカード
- 三井住友カード ゴールド
- V NEOBANK デビット など
- JAL Pay→ANA Pay(0.5%還元)
- 近いうちに0.5%還元→0.1%還元にポイント還元率が引き下げられる予定
- ANA Payで決済(0.5%還元)
合計:2.5%還元



現在、もっともお得なチャージ方法です。
JAL Payについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


1回2万円以下はチャージできない
JAL PayからANA Payにチャージする場合、1回当たり2万円以下のチャージはできません。
2万円より大きい金額を指定してチャージしてください。
》参照:JAL Pay「JAL PayによるANA Payへの2万円以下のチャージ一時取引停止について」
② 三井住友カード ゴールド→Revolut→ANA Pay


三井住友カード ゴールドは年間100万円利用することで、10,000ポイントが付与されるほか、翌年度以降の年会費が永年無料となります。
三井住友カード ゴールドの利用金額を上げつつ、ポイント還元率を上げる方法にもANA Payが活用できます。
上述のように、現在はJAL Pay経由でANA Payへのチャージが可能ですが、2026年3月1日より、三井住友カードの利用規約の変更で、JAL Payへのチャージが100万円利用の対象外となってしまいます。
そして、ANA Payへのチャージはもともと三井住友カードの100万円利用の対象外。
そこで、Revolutというサービスを経由することで、三井住友カードの100万円利用の対象にしつつ、街での利用やオンライン決済でポイント還元率を上乗せできます。
この変更は2026年3月1日と少し先になりますが、今後利用価値が出てくるルートです。
三井住友カードの利用規約変更については、こちらの記事を参考にしてください。


③ 楽天Edy→楽天キャッシュ
ANA Payから楽天Edyにチャージが可能です。
そして、Andorid限定になりますが、楽天Edyから楽天キャッシュがチャージが可能。
楽天キャッシュの残高は、楽天ペイの支払いや楽天証券での積立に利用できます。
この方法が、現在もっともお得に楽天ペイを使う方法です。
- クレジットカード→JAL Pay(最大1.5%還元)
- 1.5%還元になるクレカ
- PayPayカード
- 三井住友カード ゴールド
- V NEOBANK デビット など
- 1.5%還元になるクレカ
- JAL Pay→ANA Pay(0.5%還元)
- 近いうちに0.1%還元に引き下げ
- ANA Pay→楽天Edy(0.5%還元)
- 楽天Edy→楽天キャッシュ
- Android限定
合計:2.5%還元
楽天キャッシュの使い道
- 楽天ペイの支払い(1.5%還元)
- 楽天ペイの請求書払い(0%還元)
- 楽天証券の積立投資(0.5%還元)
など



Androidユーザーはぜひ使ってください!
楽天キャッシュの高還元ルートを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


④ Suicaにチャージ


ANA Payは決済時に0.5%還元が得られます。
しかしこのマイル還元は、200円につき1マイルというルールになっていて、たとえば199円の支払いではマイルを得ることができません。
そこでおすすめなのがSuicaなどの交通系ICカードにチャージしておく方法。
200円で割り切れる金額でSuicaにチャージしておき、支払いではSuicaを使えば端数でマイルがもらえなくなる問題は解決します。



iPhoneユーザーにはこの使い方がおすすめですね。
さらに、SuicaではJR東日本の駅構内などのJREポイント加盟店では0.5%還元が得られるので、さらにポイントを上乗せすることもできます。
ANA PayはSuicaなどの交通系ICカードへのチャージでポイント還元が得られる数少ない決済手段なので、ぜひ活用してください。



交通系ICカードは使える店も多くて便利!
Suicaのおすすめチャージルートについては、こちらの記事を参考にしてください。


まとめ|ANA Payをお得に使ってポイントの二重取り・三重取りを!
以上、ANA Payの始め方とお得な使い方を紹介しました。
ANA Payは0.5%還元でマイルが得られるほか、他の決済手段と組み合わせることでポイントの2重取り・3重取りがやりやすい決済方法です。
とくに、ポイント付与対象外となる支払い先が少ないので、他の決済手段を経由したのちの出口として組み込みやすいというメリットがあります。
まだ始めていない方は、ぜひこの記事を参考にANA Payを始めてみてください!
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